10/25MS-2殴りの雨の中、第46回東京モーターショーに行った。
今日が一般公開初日である。待ちきれずに土砂降りの雨の中、一般公開初日の開始時間前に並ぶほどクルマ好きではない。はっきり言うと自分の乗る車関連以外には全く興味はない。来週は恒例の幕張サイクルモードが優先であるので、今日の午後しか予定が取れなかったに過ぎない。




10/25MS-1物にはいるところで、一般参賀よりはるかに要領の悪い手荷物検査をやっているので、傘が役に立たない雨の中30分以上待たされることになる。たぶん20数年ぶりに来たモータショーは最初から大ケチが付く。






そも10/25MS−3そもの目的は、次期購入車の選定と関連パーツのネタ収集である。車の未来に興味はなく、未来の自分の車に興味があるだけである。
展示開場は3か所に分かれている。
とりあえずメイン(たぶん)の西展示棟から入る。
今回の目的はホンダフリード・ソリオバンティッド・デリカD2の3車とオールシーズンタイヤである。
あとは宣伝してるからフィットちゃんくらい見てこうか。


10/25MS-4場に入った第一印象。「モーターショーってこんな感じだったっけ??」。何か華やかさや活気が全然ない。いつも散々ケチをつける『サイクルモード幕張』のほうがよほど活気がある。活気や盛り上がりは『幕張のオートサロン』にTP委託しちゃっているのかな。
まぁ足繁くモーターショーに通ったのは高度成長の余韻が残る80年代とバブル全盛の90年代前半くらいまでだからイメージが全く違う。高級の絶対条件が大排気量、贅沢の絶対条件がレアという志向が不動であるオヤジにとっては竜宮城から地上に戻ったウラシマみたいなものである。


10/25MS610/25MS-5ず入ったところがスズキのブース。ソリオバンテッドはディーラーで実車も試乗もしているので簡単に見てスルー。レッドメタリックが見たかったが残念。






隣が10/25MS-710/25MS-10都合良くホンダのブース。フィットとフリードを前面に出している。新しいフィットちゃんはゲーキャラみたいで可愛い!。しかし外観だけで見ると現行モデルのような精悍さはない。何故か一瞬釣りに行きたくなった‥‥魚眼??





本命10/25MS-810/25MS-9のフリード。インテリアはMC前よりよくなっている。でもフロントデザイン的にはMC前のほうがやはりいい。見い慣れていないせいか‥‥。後方誤発進制御が付加されたことは大いに評価できるのだが。





10/25MS-1210/25MS-14ハのブースにはEバイクも出展されていた。ま、来週も見れるからさっとパス。







10/25MS-14産・ルノーもパスして三菱に行く。何故か前面に赤が出張っている三菱。マツダの赤が当たったから二番煎じか。
オヤジは今の愛車になって赤い車が好きになった。それは赤の色合いだけでなく、レアな色だということに機縁している。石を投げれば必ずぶつかるヒット車種ならせめて色とグレードだけでも差別化したいという思いもある。赤が多くなったら赤の魅力が半減してしまう。
閑話休題。三菱のブースにはお目当てのD2がなかった。スタッフに「OEMだから売る気ないの」と半分嫌味を言ったら苦笑いされた。これも石を投げたら必ず当たるソリオのせめてもの差別化と思っていたのだが。四駆派としては三菱マークとデリカの頭文字Dへの拘りもある。スズキも最強の四駆ジムニーがあるのだが。
マツダ・メルセデスもパス。だがマツダの赤はやっぱりきれいだ。この赤は絶賛。

10/25MS-16ーツ関連で興味があるのはアルミホイールとオールシーズンタイヤである。実は今の夏冬交換とオールシーズンタイヤ+非常用チェーンのどちらにするか迷っている。新規予定は195/55R16。235/50R18に比べれば保管スペースは2/3ではあるがやはり雪の降らない東京で年2回交換するのはめんどくさい。





10/25MS-1510/25MS-15オールシーズンタイヤはダンロップ・グッドイヤー・YOKOHAMAから出ている。氷上性能はともかく冬タイヤ規制をクリアするのは魅力的である。あとは夏タイヤの静寂性・エコ性能がどの程度損なわれるかだが、夏用タイヤでもスタッドレスでもほとんど燃費の変わらない我が愛車のことを考えると気にするほどではないのだろう。
ミシュランの出展が見当たらなかったのは残念。
BSは何故オールシーズンタイヤを出さないのかをスタッフに尋ねたら、販路限定で出しているとのことだった。へ〜‥‥スタッドレスで絶対のアドバンテージと信頼性を持つBSは墓穴を掘ることを恐れているのか。それとも最後発から絶対巻き返せる自信があるのか。
BSの直営タイヤショップ(タイヤ館とか)では扱っているとのことだった。

10/25MS-1610/25MS-17タシステムのブース発見。ここは製品モニターもやったことがあり、小物電子パーツなど
便利な製品が多い。ちょっと見ていきたかったがブースが不在のためパンフのみ。
部品エリアは車・自転車問わず見どころの一つだが、こちらもそれぞれのアフター汎用品が覇を争うように誇示されるブースはなくなっている。ホイールメーカーが少ないレイズとトピーくらいだ。これも『TOKYOオートサロン』(つまりまた千葉)へ行けということか。


ビッグサイトを重たいパンフ背負って歩いているだけで、すべり症の腰痛と足の痺れに襲われる。とりあえずタリーズでお茶タイムにして、ラックル即溶錠激飲み。

足腰辛くて、トヨタ10/25MS-18・ダイハツは行く気も失せたが、お金払ってるんだから一応は頑張って青海会場によることにする。青海会場はパレットタウンの裏側(どっちが裏なんだ?)にありシャトルバスで往復できる。
ところがバス乗り場に向かうと40分待ちのアナウンス。おいおい平日だぞ。歩いたって40分かからないぞ。しかもゆりかもめなら待たずに行けるというとんでもないアナウンス。
代行輸送ならタダで乗れるのかい!。
結局腰痛には勝てず、納得いかないがゆりかもめで行く。天気がよくて腰痛のない方なら『OPEN ROAD』を歩いて移動するのが一番いいのだろう。

公共機関を利用して来場するなら、当日券+ゆりかもめ1日乗車券ペアセットの購入をお勧めする。

せっか10/25MS-2210/25MS-20く1駅お金払ったのだがほぼ無駄足。トヨタはもともとショールームがあるし、青海会場のトヨタブースには展示車すらないパチスロ屋状態だった。元スバリスト(あくまでも富士重工としての)としてはスバルブースにお参りする。今のスバルは商業的には成功していると思うが、アルシオーネSVXのような、ひと目見るだけで衝撃に打ちのめされるような車がないのは寂しい。水平対空BOXERが頑張っているのが唯一の救いだな。

10/25MS-17バル見てたらスベリ症が限界(スバルのせいではない)になったので撤収することにした。せっかくだからコンパニオンのおねーさんにお願いして大型の写真を一枚。







20数年ぶりに見に来たモーターショーであるが、各社ともフラッグシップというものがなく、ベンツ以外の外車勢が出展していない。JEEPもないし、ドレスアップ関係のパーツメーカーもほとんど出展していないなど、イケイケGOGO時代とは違い、これが現代的なのかもしれないが、やはりオヤジにとってはあまり魅力のない催しものになっていた。
その点はジャイアント・スペシャライズド・トレークなど主力メーカーが出展せず、カスタムパーツ出展が減少している『サイクルモード』も同じではあるのだが‥‥。
カスタムパーツはやはり『東京オートサロン』が十八番なのだろう。来春はこれも行って見よ−かな。10日間やって7〜80万人の動員数のモーターショーと週末3日で25万を動員するオートサロンではどちらが世界に発信できる本命かわからない。
かつては世界5大モーターショーの1つに名を連ねた国際ショー。初日だというのにその斜陽ぶりを見せつけられる結果に終わったのは寂しい。

今回10/25MS-番外の東京モーターショーのお土産。
あればぜひ欲しいと思っていた愛車の復刻盤特集誌。これが今回最大の収穫だったりして‥‥