先日、BMCアルペン3
BMC・AC−02が新しいオーナーのもとに引き取られて行った。
2012年新春に購入。TT565mmと162cmのオヤジには大きいすぎるフレームから、試行錯誤を繰り返して最もパーツチェンジの激かったバイクであった。
軽く小柄で車載も楽なため6ホイールライフの主役になり、取り回しの良さから、日帰り最長距離160kmを走破する、あわないサイズとは裏腹に我が家で最も乗りやすいバイクであった。



娘のBMCアルペン4もとに嫁いでいたトランジットセブンが、娘の新車購入で離縁されて戻ってきたが、我が家のシェッドに収容できるのは2台まで。車のカーゴスペースと書斎で4台をローテーションしていたが、車のカーゴスペースが使えなくなり、今年6月に人生後半の自転車ライフの原点ともいえるトランジットセブンを手放した。

腰を悪くしてからは長距離サイクリングを控えるようになり、3台の自転車を交互にリリースして乗るほどの回数もなくなった。SAGAをグラベルロード化してからは、AC−02は通勤と買物専用になっていたが、書斎にも自転車を置けなくなり、マンションの駐輪場では風雨にさらされ、乗らずして痛んでいってしまうため、断腸の思いでAC−02も手放す苦渋の選択となった。

現在AC−02ではほとんど乗る機会がなくなったMR−4だが、入院生活の時にMR−4の購入を決めたときからの夢、「元気になれたら、このバイクでしまなみ海道を走りたい」という夢のために手放さないでいる。
普段の脚と、6ホイールライフの主役をSAGAが受け持つことになる。






ローBMCアルペン1ドバイクに興味のないオヤジでさえ、『BMC』というロゴには強い衝動と心躍る高揚感がある。
万感の思いを込めて『ありがとう』