一般参賀も今回で3回目。もはや不敬罪ではあるまい。
春ポタの頭は、恒例となりつつある、皇居での一般参賀である。

出した後‥‥回は、青年皇族春からめでたい?の皆様そろってお出ましなので、結構見ごたえがある。何時ものように有楽町付近に自転車を停めて、歩いていく。
内堀通りには騎馬警官がいる。何時もの光景ではあるが、今回は目前で馬の排泄を目撃!そりゃあ警察の馬だって動物だから、したいときにするわな。見ていると直ぐに掃除の担当がきてさっさと掃いてしまった。あれどうするのかと思ったら、ちゃんとそばに排泄物を入れる容器がおいてあった。3回目にして初めての光景。



一般参賀入場シーンめに出たので、結構前に行けるかと思ったが、もう検査場周辺はものすごい人盛り。これじゃ前の方には行けそうもない。
いよいよ入城開始である。『天皇陛下』と書かれたのぼりを先導の入城するのか。でもあの旗を持ってる人たちはどういう人たち?係りの担当とは思えないが‥‥





お出まし1お出まし2度目になると、少しは勝手がわかり遠いながらも、全景が見える位置をゲット。
さらに2回目11:00のお出ましでは、かなり前のほうに行けたが、2回目のポジションは前方の長身の壁に阻まれてむしろ見えずらかった。
まあそれにしても、陛下のお言葉と笑顔で手を振られる姿を2度見れたのだから、ありがたいものである。
それにしても、すぐ後ろで「雅子さま、雅子さま〜っ!!」と叫び続けるおばさん。韓流スターじゃないんだぞ!


参賀乾通りを終え宮内庁庁舎て長和殿を後にする。仮宮殿となっていたこともある立派な宮内庁庁舎前を通り、乾通りを抜ける。
春の桜と秋の紅葉の時に一般開放される。今は何もないが、せっかくなのでどういうところか歩いてみる。
せっかくだから東御苑もみていこうと思ったのだが、東御苑は開いていなかった。結局、乾門から皇居を半周して戻ることに‥‥



有楽CIMG8155町で昼飯にして、午後はゆっくりと内を回る。
この写真だけじゃなんだかわからん。以前MR−4で来たことがある。日比谷公園の真向い、帝国ホテルのお隣り、日本ビルファンド日比谷ビルの隅の一角。明治を代表する建物『鹿鳴館』の記念碑である。
同時期の建物がいくつも残る都心の中で、最も有名な鹿鳴館は、早々と戦前に取り壊されてしまった。軍国主義に傾く時期に明治外交の失敗の象徴をもみ消すかのように‥‥




そしCIMG8161CIMG8156て都内ポタ定番の東京タワー。
最近ナイトランに来ていないが、大展望台に浮かぶシルエットは『2015』。薄暗く淡いスカイツリーと対照的に、明るく暖かく東京の夜を照らす。前回来た時はタワービルが改装だった。テレビ塔としての役目を終えた後でも、何かと楽しませてくれる東京タワー。
また『カフェ・ラ・トゥール』にお茶しにこよう。




タワー霊友会釈迦殿2霊友会釈迦殿麓に、何かの秘密基地のような建物『霊友会釈迦殿』。真下から見るとSFに出てくる巨大神殿に入るみたいな感じだ。







R1霞ヶ関ビル桜田通りをさらに北上。
霞ヶ関ビルと霞ヶ関コモンゲート。
昭和43年竣工の現存する日本最古の超高層ビル。高度経済成長の象徴。文化遺産にしたっていいんじゃないか。今じゃ東京のビルランクでかろうじてベスト100に入る程度。今ではとても超高層とは呼べないビル。それでも子供の頃は未来の世界を見るようなものだった。
今見たって結構高いじゃないか。



孔子様茶ノ水湯島聖堂まで来た。神田明神の人盛りを抜けて湯島聖堂に立ち寄る。
ここは神社仏閣だったっけ?参拝者が結構いる。
ここは孔子廟なのだ。儒学の祖、孔子様は学問の神様として祀られることも多い。受験シーズンには学業祈願の参拝が絶えないそうだ。





聖橋上橋からアキバ方面を望む。
丸ノ内線と中央線が交差する。さらに総武線が上を交差するとグッド。川を船が通っていたら超ラッキーと言える。







ニコライ堂2ニコライ堂1近ビザンツ帝国史にはまっている。アヤソフィア聖堂にはいけないが、東京には正教会である『東京復活大聖堂』がある。ここもあのジョサイア・コンドルの設計によるものだ。
一向宗徒の家系であるから、礼拝というのも変なのだが、初詣ということで拝観する。建物はビザンチン建築の流れを受け継ぐもので、中は美しいステンドグラスやイコン画で装飾されている。ほんの少し中世東欧の情緒に触れられる空間である。
正教会の聖歌CDもあるようだ。


谷中五重塔跡谷中五重塔野を抜け谷中に。ここも何度も訪れているところだ。天王寺五重塔跡。
高さ34m、関東随一の巨塔は、昭和32年に消失して以来再建されてない。再建計画は消失直後からあったようだが、いまだに実現していないのは資金面だけの問題ではないのだろう。鉄筋コンクリートの再建では意味がない。もはやあれだけの高塔を作るための木材は手に入らないのかもしれない。
写真のような、見事な塔が収まったであろう方角に向けてシャッターを切る。




やはり2015スカイツリー22015スカイツリー1塔を見ながら都内ポタをしてきたので、最後は当然ここになる。
すっかり東京名所となった、東京スカイツリーとソラマチ。今日も観光客でごった返している。
今でも近いから時々来るんだけど、アリオやスナモと違って駐車場高いしね。
なによりも、ソラマチで唯一オヤジが寛げた『ブースターカフェ・レント・ア・バイシクル・バイ・スコット』が閉店してから、なんとなく行っても気を休めるところがなくなって、つまらなくなってしまった。何時もすいてて(だから採算取れなかったんだろうが)落ち着けてよかったのだが‥‥



2014年は決していい年であったとはいえないが、ともあれ家族無事に過ごせたのは感謝しなければいけない。2015年もパッと明るい材料を見出すことはできないが、家族全員元気で相変わらずといえる1年を送りたいものである。

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