溜まったワークストレスがついに切れた。
どうせ終わらないなら休んで海を見に行く。
私用とだけ申請。どうせ代休もたまっている。しかし、日が日だけに、周囲に「あいつはワールドカップ観戦の為休んだんじゃないの」と思われるのは癪である。
不動堂町営駐車場れだけ有利な展開で無得点(しっかりカーモニターで見てる‥‥)とはな情けない。などといっているうちに起点目的地に到着。
九十九里町不動堂町営駐車場。今月の平日はまだ無料開放状態である。
ここをベースに『一般県道九十九里一宮大原自転車道線』を経由して月の沙漠まで迄行く。
取り出したのは、アポロ宇宙船でも、魔法の絨毯でもなく、魔法の自転車MR−4である。普段は駅の階段すら上れないオヤジが、なぜかこれに乗ると100km以上走れてしまうのだ。ここに停めた車のリヤゲートからサーフボードの代わりに自転車が出てくるのは、この車だけだ。


『一般県道九十ただの歩道?九里一宮大原自転車道線』(以降略して太平洋岸CRとする)は一度友人の”h”氏と来ている。前回はいすみ市の岬町の先が砂に埋もれて通れなかったので、そのリベンジも目的となる。







防砂林と河口部を縫って走る自転車道防砂林の中を走るート後しばらくはただの歩道と変わらない(車道を走ったほうがまし)だが、やがて変化のあるコースとなる。
但し、路面状態はあまりよくない。タイヤの太目なクロスバイクや、シティーバイク向きである。





岬ドライブイン休業ーチラインに沿ったCRからR128に合流し大東崎へ向かう。
前回も立ち寄った老舗『九十九里岬ドライブイン』。何故か閉鎖中。今になって倒産か?
裏手に回るとひどい焼け跡。火災があったようだ。






太東崎灯台太東崎展望台ライブインからおよそ3.5kmで太東崎展望台に着く。灯台は展望台の100m後方の少し低いところにある。海抜63m。最初のプチヒルは無事完走。ミニなのだがギア比はAC02より高い。ローギヤ改造しているが結構つらい。しかしここからの展望は素晴らしい。千葉の海侮りがたし!





今回も敗退二ポイントのいすみ市岬町に向かう。前回はCRが海岸線に出るところで砂に埋もれて断念した。
前回は春だったが、初夏の今回は開通しているか。
途中の最終分岐点の砂撤去作業中の看板。悪い予感を抱きつつ問題地点に。
やっぱ作業中であった。この時期になると毎年やるのか、たまりにたまったものをやっとやる気になったのかは不明。
この場をかわしても、その先にも作業車両が確認できるので、今回も無念に敗退する。




断崖が続く波けしブロックの道こから月の沙漠を目指すのだが、R128ではつまらないので、海沿いの道路を行く。
この付近は海食崖が続き、海岸線を貫通する道はない。
ぼっと走っていると海岸に突き当り行き止まりというところが多い。
ところが、その先にはちょっと普段では味わえない光景が続く。こんなところ自転車ではめったに走れない。



プチヒルが丘陵地帯連続するが、どころどころで見える景色は
ちょっと遠くに来た気分となる。







「海メキシコ記念塔洋生物環ドン・ロドリゴ上陸の地境研究所」の横に何やら看板があった。『ドン・ロドリゴ上陸地』とある内容は、ドン・ロドリゴ一行がフィリピン総督の任を終え、メキシコに期間の途中時化にあいこの地に漂着した事件があり、その際付近漁民の献身的救助や看護があったこと、領主本多忠朝・大御所徳川家康の好意で生存者が無事帰還できたものとある。
そしてまたプチヒル。小高い丘の上もメキシコ記念塔に行く。
この記念碑もサンフランシスコ号漂着に由来するもののようだ。
この地の領主である本多家の居城のある大多喜にも『メキシコ通り』があったが、この地のメキシコとの交流が今も生きづいていることの証である。

さて月の沙漠記念館、いよい広大な砂漠よ本日の最終目的地『月の沙漠』に到着。この雄大無限の大沙漠をご覧あれ!
知らぬ者のいない童謡『月の沙漠』はここから生まれたのだ。川を挟んで対岸には『月の沙漠記念館』もある。入館料400円はちょっと‥‥なので、せめて喫茶コーナーでコーヒーでもと思ったら、喫茶コーナーは閉鎖中であった。
なぜ、ここが『月の沙漠』なのかについては、当然理由があるのだが、多くの人が誤解しているので一言。


ここでも餓鬼道ヤジはどこにも『砂漠』などという言葉は使っていない。ラクダがいて、王子・姫がいるのでアラビアンナイトのようなイメージを持つが、『沙漠』であり、沙は砂浜を意味するものだ。御宿の浜が広大な海辺の砂丘かはまた別として、この詩は広大なサハラ砂漠やアラビア砂漠を表しているものではない。
月の沙漠のメロディー口ずさんでいると、いつの間にか八甲田山に変わってしまっている。
しかし、橋の欄干によりかかっていると、集まってくる鳩の群れと鯉の群れ!ここでも餓鬼道か!!




トロンボ島?の沙漠も堪能(実際はシューズとバイクが砂だらけになるので砂丘ウォークはしていない)したので、帰路に着く。
帰りはR128をひた走るが、交通量が増えてきたので、夷隅川を渡ったところで裏道に入る。和泉地区の海岸に出たところにあった岩。トロンボ島だろうか。
潮が満ちると島になり、引くと陸続きになる地形はよくあり、また神聖な場所として、社が祀られることが多いのだが、ここには鳥居も社も見当たらない。
しかし車ではなかなかこのような細かいところまで見つけられない。サイクリングの醍醐味である。



最後に、往路でウミガメの丘謎の前方後方墳も気になっていた築山の正体を見に行く。
剃金海岸にある古墳のような築山。当時は今と海岸線も違っていただろうから、こんな海沿いに古墳が現存していることは考えられないのだが、遠目に見るとやはり前方後方墳である。
正体は『ウミガメの丘』。確かに近くで見ると古墳とは少し違う。解説にはウミガメにまつわる伝説が乗っていたが、なぜこの丘を作ったのか、なぜこの丘がここにあるのか、またなぜこの形(見様によっては浜を歩くウミガメに見えなくもないが)なのかが全くリンクしていない。
古墳だったとしたら、全国でも非常に珍しいタイプの前方後方墳になるのに‥‥。規模もそれなりだし。

車もチャリも砂だらけ車場の利用時間が18:00迄ということだったので少し焦ったが17時半には帰還できた。止めていた車も自転車も砂だらけとなってしまった。







ルート日の走行  96.1km

千葉の海岸線は結構楽しい。

にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ
にほんブログ村
 にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村