長距離通勤になって、定期を利用した輪行が増えた。いつもの時間のいつもの地下鉄。土曜日でなければ自転車など持ち込めない。
小倉橋回の目的地は神奈川県最大のダム、宮ヶ瀬ダムと宮ヶ瀬湖だ。
AM8:40、京王橋本駅を出発。狭い小倉橋を経由して、R412へ。隣に大きな橋が出来ている!
R412から宮ヶ瀬方面には、長竹から登る北ルートと半原から登る県道があるが、今回はどちらもパスして、愛川大橋手前から中津川右岸を進む。
途中から公園敷地内になり、車両通行止めとなるため押し歩きとなる。

石小屋ダムから宮ヶ瀬ダムく行石小屋ダムくと石小屋ダムという小ダムがある。
巨大ダムのすぐ下流に小さいダムがあるのをよく見かける。
理由はあるのだろうが、見るほうにとっては前座に見えてしまう。

新石小屋橋から宮ヶ瀬ダム石小屋橋から宮ヶ瀬ダムを望む。ダムができる以前の石小屋橋は小さく狭い石造りの橋だった。中津渓谷を通る宮ヶ瀬愛川線は、景観よりも崖っぷちで怖かった印象が強い。この辺から左右の急峻を見上げると、以前の渓谷の面影が残っている。


ダムダム直下の直下に来た。堰堤高156m。日本でも屈指の高さといえる。我が只見川の雄、奥只見ダムとほぼ同じ高さ。田子倉ダムより10m以上高い。まぁ、高さだけじゃないけどね、ダムは。
宮ヶ瀬ダムは『観光放水』というものをやっている。以前見に来たが、これは圧巻である。
「ダム」がさかさまだが、特に意味はない。

ここエレベーターに乗るが最終目的地ではないから、当然上らなければならない。
ここに来たのには意味がある。
なんとエレベーターでダムの上までいけるのだ。
インクライン(超過激なケーブルカー?)の駅の横からダムの中心部まで入ると、スーパーにあるようなでかいエレベータがある。通路途中には階段もあるので、電チャリは要注意。
業務用サイズ長い回廊で150mを一気に上る。つまり軟弱ポタリストは、正攻法を採らず、150mクライムをスルーしてしまうのだ。宮ヶ瀬ダム凄い!




宮ヶ瀬湖1堰堤上部上部のエレベーター口。土曜日なのに観光客はほとんどいない。まだ桜には早いからか。
ダムサイトからの宮ヶ瀬湖。貯水量は193,000㎥。神奈川県が県下最大と豪語する、この湖の貯水量は、小河内ダムより少し多いだけなのだ。我が奥只見ダムの1/3。田子倉ダムの2/5以下だ。高さだけじゃないのよね、ダムは。

インクライン高い!いえ、やはり156mから見下ろす川下は大迫力である。
ちなみにインクラインはこれである。
(※注 ダムサイトも車両乗り入れ禁止なので自転車は押し歩きである。)



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