8月11日
科野歴史博物館休みに義母の実家、富山に行く。
元気なうちに墓参りをしておきたいとの願いだ。おやじはある意味、門外漢であるので合間を見て行きたいところを好き勝手に見て歩く。
富山へは、東北道・北関東道・上信越道・北陸道と経由していく。かなり遠回りなようだが、渋滞のリスクは少ない。
往きは東北道で一部渋滞にあったがほぼスムーズにいく。妙高に一泊の予定だったが、上信越道沿いはほぼ観光しているので、娘の自由研究のネタ探しもかねて千曲市の『森将軍塚古墳』に行く。

森将軍塚古墳森将軍塚古墳2じとしても一度は訪れたかったところだ。
場所がわからないので坂城ICで下りて18号をひた走る。義母とカミサンは暑いので県立歴史館をみて休憩。娘と麓から約130mの尾根にある古墳を徒歩で目指す。
『森将軍塚古墳』。県下最大の前方後円墳で墳丘長100m。森将軍塚古墳8長野盆地を見渡せる高台にきれいに復元整備されている。ほぼ完成当時の威容を再現しているという。
眼下の真正面を貫く道は平安初期の水田跡の名残りだそうだ。両側を長野新幹線と上信越自動車道が、墳丘のある尾根を貫いている。ここに眠る王の御霊はこれを無礼な騒音と思っているのか、かつて自ら切り開いた土地の発展に快くしているのか知るすべもない。

森将軍塚古墳3森将軍塚古墳4墳館には後円部に埋戻された竪穴式石室のレプリカが展示されている。古墳の大きさは100m級だが、石室の大きさは、調査されているものとしては日本最大級らしい。科野の王の権力が窺える。




森将軍塚古墳5森将軍塚古墳6には古墳時代当時の村を再現した八代清水遺跡がある。竪穴式住居の中は縄文の掘建式住居よりは生活感が感じられるはずなのだが、三内丸山の出現以来、縄文への認識が180度変わってしまったので逆にあまり区別がつかなくなった。

坂城ICで下りて、古墳と資料館で2時間、時間を費やした。すでに16時を過ぎているので宿に向かう。


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