虎ノ門を過ぎて、溜池から赤坂の氷川神社へ。静かな住宅地の中に古の佇まいを残して神社があった。ここも古墳に指定さ氷川神社3れ ている。“史跡癸幻妬”。これもかわいそうな名称だ。氷川神社も都心とは思えない閑静な空間だ。でも古墳てどこ?丘陵の階段を登ると境内はまっ たいら。道を挟んだ反対側に更に段丘らしい丘があるが癸横彊幣紊妨妬を連想することは出来ない。
でもいい雰囲気だから参拝に来たと思えばいい。 階段を下りると四合稲荷という社があった。縁起は見なかったが語氷川神社1呂 合わせで幸せになれるよう参拝。でもお賽銭入れなかったからだめか‥‥

写真を撮りながらふと思う、港区は今でもこんなに緑が豊かで、自 然の佇まいを残したところが多いのか。江東区が失ってしまったものを必死に取り戻そうとし ているのに、港区は疾うの昔に失ったと思っていたものがいたるところに残っているような気がした。
日枝神社
氷 川神社から表通りの雑踏に戻り日枝神社へ。ここも小高い丘の上にある。家康公の江戸入り以前は、この地は低地部が少なく丘陵が海岸に迫り谷の部分にわずか な低地があった。日枝神社の高台もかつては海岸に面していたのかもしれない。絶好の古墳ロケーションともいえる。正面の重厚な階段を上り境内へ。ここはメ ジャーな神社だけあり整古墳?1然 としている。地形的には北に行くほど高くなっている。
社殿から更に奥の末社の裏側が盛山となっている。ここがお目当ての未確認古墳らしい。確かに 一見すると銚子型をしている。長さは30m位だろうか。
ちょうど中央部辺りに隧道がある。隧道は短く反対側は崖のように開けている。古墳だとして も大半は削られて消失している様だ。敷地は立ち入り禁止になっているのでこれ以上の詮索をあきらめる。古墳?2

伏 見稲荷を思い出す稲荷参道を潜って戻る。古代のかけらも見出せないようなスクラップ&ビルドの街東京も、実はいたるところに古代への扉が残されているもの だ。日枝神社2










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