10月1日は都民の日。今日は休日である。といって会社が休みなわけではない。たまたま休みが今日しか取れ大島川水門再びなかっただけである。カミサンと娘を送り出したあと。久々の1日ポタに出かける。親父の自由研究である。
江東区を南北に貫く2つの河川のうち(部分的に南北に流れる川はたくさんあるが)、横十間川は柳島で北十間川から分流して大横川に合流する。では、その大横川はどこから来るか?前から是非ツアーしてみたかったコースである。
雨も上がり朝からスタートできる。今回は大横川をいけるところまで北上する。
大横川は永代1丁目で隅田川と合流する。ここは以前娘の重研究で訪れた大島川水門である。門仲の火の見櫓大島川と合流
ここからスタートすることにする。

水門から入ると、すぐに大島川との合流点がある。写真の青い橋の架かっているほうが大横川。東に向かって遡る。
河口から3つ目の橋、黒船橋の袂に“櫓下タワー”なる不思議な建造物。単なるモニュメントではなく実際の防火設備に使われているらしい。
平久川とクロス大横川は桜の名所としても有名。
護岸には、桜が延々と植えられており遊歩道も完備されている。
しかし大横川護岸の遊歩道は1インチタイヤではちょっとためらってしまうつくりである。
ほぼ川に沿ったルートを通る。
平久川が南北に交差。
木場5丁目から大横川は北からの流れに変わる。CIMG1042横十間川合流点
写真は横十間川との合流地点。ただし、横十間川は、上流の扇橋3丁目より親水公園となり、合流地点では暗渠となっている。

この合流地点の横が都立木場公園となっている。江東区で一番メジャーな公園である。東京都現代美術館があることでも有名。
今は借りぐらしのアリエッティ・種田陽平展をやっている。

木場公園でちょっと休憩。
中央の吊橋は仙台掘川・葛西橋通りを跨ぐ歩行者専用橋。木場公園
この公園の下には都営大江戸線の車両基地があるそうだ。
どこから入るのか、またの機会に調査。
公園内の周回コースはセンターに光の誘導灯があり、ナイトランが結構楽しいところである。


再び大横川に沿って北上する。桜の名所仙台掘川とクロス
木場公園の吊橋のすぐ脇で、東西に流れる仙台掘川と交差する。
ここから先は、ほぼ真北からの流れに変わる。

かつての江東区は河川が碁盤の目のように縦横無尽に張り巡らされていた。小名木川とクロスその多くは今は埋め立てられ親水公園になっているが、現存する河川は今でも水運機能が僅かながら残っている。運河ならではというか河川同士の十文字交差が多い。
言っているそばから、次は小名木川との交差点。今でも運搬船やプレジャーボート・練習用ガレッタなんかが通るが、交差点の事故ってないのかねぇ‥‥
水上バスなんかも復活すれば面白いのに。自転車なんかも乗せてくれれば今度は使うぞ。

北に向かって桜並木を左右に従えた大横川は、大横川暗渠竪川との交差地点でいきなり消滅してしまった。

ここから北側は、全て暗渠(というよりは完全に埋められて)になり、大横川親水公園となっている。
この大横川親水公園も1インチタイヤでは辛いところが結構あるんです。(いつもはTS−7で通るのでほとんど気にしていなかったが‥‥)
妙見山別院
ということで、早々に平行する道に逃げる。ここは“能勢妙見山別院”。勝海舟の若かりしころのエピソードが残る縁の地である。今回紹介できなかったが、この付近にある“吉良亭”という洋食屋の、“スタミナランチ”はお薦めグルメである。少なくとも30数年は続いているはずだ。


いよいよ大横川の終点。北十間川からの分岐点。今は交差する北十間川も暗渠化が進んでいる。
ここがツリーのスポットになっているのでワンショット。大横川浸水公園管理事務所前

大横川はここでおしまい。楽しい大横川めぐりであった。‥‥否!、終わらない!! ここで終わるのは、現在のポタリングである。過去を走るポタリングはまだ始まったばかりなのだ。
続く‥‥

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